緑茶 · 日本
玉露
被覆栽培された最高級の日本緑茶。濃厚な旨味と深い緑色を備えます。
| 茶葉 | 湯量 | 湯温 | 蒸らし時間 | 煎数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 洋式 | 6 g | 250 ml | 60°C / 140°F | 2 min | 3 |
| 工夫式 | 8 g | 100 ml | 60°C / 140°F | 60 s + | 4 |
このお茶について
「翡翠の露」を意味する玉露は、日本茶栽培の頂点に立つお茶です。1835年、霜害を受けた茶樹を救おうと茶商の山本嘉兵衛が覆いをかけたことから偶然に生まれました。この思いがけない被覆が前例のない甘みと旨味を生み、玉露は日本で最も貴重なお茶として確立され、グラム当たりの値段が銀を上回ることも珍しくありません。
決め手となる被覆栽培は収穫の20〜30日前から始まり、伝統的な藁簀(本簾)や現代の合成素材を用いて90%の日光を遮ります。この極端なストレスによって樹は大量の葉緑素とアミノ酸、特にL-テアニンを生成し、苦味の原因となるカテキン類への変換が抑えられます。最も若く柔らかい芽だけが手摘みされ、熟練の摘み手でも一日にわずか200〜300gほどしか収穫できません。
風味は極めて複雑です。出汁や昆布の出し汁を思わせる深い旨味、ほぼ渋みのない自然な甘み、舌を覆うほど厚みのある粘性の口当たり、そして蒸し青菜を思わせる繊細な海の香りが感じられます。その濃密さに初めて飲む人は驚くほどで、まさにお茶を凝縮した本質と言えます。水色は深いエメラルドグリーンで、品質を物語る油のような艶を帯びます。
淹れ方の目安: 60°C(140°F)というかなり低めの温度の湯を用います。熱湯では玉露の繊細な成分が損なわれます。茶葉と湯の比率は高めにし、250ml の湯に対し茶葉6gが目安です。1煎目は2分抽出します。伝統的な飲み方では小さな茶碗にごく少量(30〜40ml)を注ぎ、上等なワインのように味わいます。煎を重ねるごとに湯温を上げて3〜4煎まで楽しめます。出涸らしの葉はポン酢をかけて食べることもできます。
静かなひとときにじっくりと味わい、一口一口を瞑想のように楽しむのが最良です。日常の一服には貴重すぎ、玉露は特別な機会や大切な客人のために取っておかれるお茶です。素朴な餅や穏やかな和菓子のような繊細な風味、もしくはお茶単独で楽しむのが向いています。L-テアニンの含有量は通常の緑茶の5倍に達し、穏やかな覚醒をもたらします。玉露はその真価を理解するのに忍耐を要する、玄人好みのお茶と言えるでしょう。
カフェイン量の目安
250mlあたり、記載どおりに淹れた場合。
風味
- 旨味
- 甘み
- 潮の香り
- クリーミー
健康効果
- 最高レベルの抗酸化作用
- 穏やかな集中力
- L-テアニン
- 代謝
相性の良い食べ物
- 刺身
- 軽い甘味
- 煎餅
- 海藻
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よくある質問
玉露は何煎まで楽しめますか?
玉露は4煎まで美味しく淹れられます。まず60秒から始め、煎を重ねるごとに少しずつ時間を足してください。
玉露のカフェイン量は?
250mlあたり65mg — カフェイン多めです。
玉露に適した湯温は?
60°C/140°F。湯温が高すぎると渋みが出て、低すぎると味が出ません。